タイ第二の都市「チェンマイ」。
バンコクやプーケット、パタヤといったタイのほかの観光地と比較すると比較的マイナーな都市ですが、
チェンマイは「北方のバラ」とも呼ばれる美しい都市です。 私が訪れたのは2017年の秋頃。当時、タイに滞在していた友人に案内してもらったのでした。
1.旧市街
1296年にランナー王朝により建設されたチェンマイには、1.5キロ程度の堀や城壁に囲まれた旧市街があります。
こちらは、チェンマイ旧市街のランドマークでもある「ターペー門」。
仏教国であるタイらしく、街のあちこちに寺院があります。
写真を見ればわかるとおり、海外(ヨーロッパ?)からのお客さんがたくさん。街中には、洒落たカフェも点在しています。
下の写真は週末に開かれるナイトマーケットの様子。
2.ワットドイステープ
街の中心から車で約30分。西部のステープ山(ドイ・ステープ)の頂上にあるのがチェンマイで最も有名な寺院「ワット・ドイステープ」。
チェンマイで一番の観光地であることもあり、とても混雑しています。タイの寺院は金ぴかです。
ワット・ドイステープにしかないといわれる、エメラルドの仏像。
ワット・ドイステープがあるのは地上から1080mのところ。チェンマイの街が一望できます。霧がかっているためよく見えませんが。
ちなみ、山の中腹にはタイ王室の避暑地があり、庭園は観光客も入れるるようです。
3.ロイクラトンとコムローイ
タイでは陰暦12月(太陽暦ではおおむね11月くらい)に「ローイクラントン」と呼ばれる収穫祭が行われます。紙やバナナの葉で作った灯篭を川に流すそうです。
街の中では、お祭りのための装飾が行われています。
また、チェンマイのローイクラントンでは、コムローイ(日本語で「ランタン」)を空に飛ばすことも行われます。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でランタンを上げるシーンのモデルとなっているのでは、とも言われています。
観光客もコムローイを上げられるイベントがあり、私も友人と参加しました。夜空に広がるコムローイは、本当にきれいでした!
4.カオソーイ
「カオソーイ」とは、ココナッツミルクの入ったマイルドなカレースープが特徴的なカレーラーメン。
たぶん、日本人の口に一番あうタイ料理だと思います。食事に興味がない私でもはまり、わざわざ日本でもカオソーイが食べられるタイ料理屋さんを探していくほど。
まとめ
チェンマイはバンコク第2の都市とはいえ、人口は数十万人程度で、規模としては日本の地方都市と同程度。
都会過ぎず、かといって田舎過ぎず。また、タイの北部にあるため、1年中暑いわけではないです。
観光スポットばかり紹介していましたが、実際には、大きなショッピングモールもあり、住むにもよさそうな都市でした。
実際、リタイア先として日本人の間でも有名なのだとか。