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ウズベキスタン

【サマルカンド】シルクロードの「青の都」 !意外と?日本とつながりの深いサマルカンドの旅行記。

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ウズベキスタン第2の都市「サマルカンド」。

シルクロードの重要な拠点だったこの都市は、ティムール朝の首都として繁栄しました。

街の建物を彩る鮮やかな青は「サマルカンドブルー」と呼ばれており、ペルシャ(現在のイランあたり)の顔料と中国の陶磁器が出会って誕生したもの。

2001年には「サマルカンド 東西の交易路」として世界遺産にも登録されています。

サマルカンド訪問記

サマルカンドを訪れたのは2019年のゴールデンウィーク。

やはり観光で訪れていたイスタンブールを夜に発ち、サマルカンドのホテルに到着したのは朝5時間過ぎ。

そのホテルは小さい庭がついていて、ホテルの建物に入るためには、まず庭を通らないといけない。しかし、到着した時間が早すぎたためか、庭に入るための扉が閉じられている。結局、ホテル内に入れたのは到着してから30分後くらい。朝は結構寒かったです。

朝ご飯を食べさせてもらう。

機中泊でもあり、ロビーで少しうとうと、と。10時過ぎに行動開始。向かった先は中央アジア最大の観光名所といえる「レギスタン広場」。マドラサという3つの神学校からなっています。(ただし、実際の建物の中は土産物屋ばかりです。)

日本人はだから?観光客だから?本当に「モテモテ」。歩いていると3人くらいから一緒に写真を撮らせてくれといわれました。私の顔が彼らのInstagramにアップロードされているはず(たぶん)。

建物は本当に美しいです。

こちらはウズベキスタンがソ連から独立後、25年間に渡ってウズベキスタンの大統領を務めたカリモフ大統領。2016年死去。欧米諸国からは独裁者とみなされていましたが、この様子を見ると結構人気者だったようです。

Wikipedia先生によれば、カリモフ大統領は新日家だったとのこと。「日本人のように働いたから、大統領になれた」という話があるようです。

下はビービー・ハーヌム・モスク。中央アジア最大のモスクとのこと。

しかし、サマルカンドではアザーン(イスラム教で定められているお祈りへの呼びかけ。1日5回ある)が聞こえてこないのが意外でした。

ヨルダンやトルコでは、モスクから町中に鳴り響く音量でアザーンが聞こえてきていて、正直閉口したものです。1日の初めの礼拝は夜明け前に行うようでアザーンの音量で、普通に目が覚めるという。

ウズベキスタンでアザーンが聞こえてこないのは、イスラム原理主義の勃興を恐れたカリモフ大統領が、けっこうイスラム教を抑圧していた、という話があるらしいです。

シヨブバザール。Wikipedia先生によれば2000年の歴史を誇るらしい。

イスラム教徒が大半を占めるこの国ですが、写真を見ればわかる通り、すべての女性が髪を隠しているわけではありません。

下はバザールで購入したパン。日本円で100円くらいだったかな。たぶん、旅行者値段だと思われる。とても食べきれず。

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↓は歩いている途中にたまたま見つけた現地の日本語学校。学校にお邪魔すると、その日は休校なのか学生は見当たらず。暇そうなスタッフさんが2人いました。

彼らによれば、サマルカンドはウズベキスタン内でも日本語学習者が多い都市。日本で働いたほうがずっと給料が高いとのこと。スタッフさんも奥さんが日本人で、東京によく行く(むしろ日本を拠点にしている?)ということでした。

学校には30分ほど滞在し、その後は再び散歩。

整備された公園の噴水。ロシアの「ウラジオストック」や「ハバロフスク」でも噴水が多かったし、旧ソ連時代の街づくりでは噴水が重視されたのかもしれない。

グーリー・アミール廟。ウズベキスタンを中心として中央アジアに帝国を築いたティムールが眠る場所。ここで日本人女性とウズベク男性の夫妻に話しかけられる。

夕方のレギスタン広場。

翌朝訪れたウルグ・ベク天文台。約600年前に建設されたこの施設で、1年の長さを現代とほぼ同レベルの精緻さで計測したとのこと。

まとめ

とにかくレギスタン広場の美しさが突出しており、建物に描かれた模様がとにかく秀逸です。「シルクロード」「中央アジア」という単語に魅かれる人におすすめの都市だと思いました。

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