【あらすじ】
2009年公開のコメディ映画「ハングオーバー!」のパート2。
悪友4人は、その中の一人の結婚式のため、タイを訪れていた。結婚式の前日、その4人と花嫁の弟と一緒に婚前パーティとしてビール一杯だけの乾杯をする。
すると、昨日の記憶がまったくないまま、バンコクにあるビルの一室で目を覚ますのだった。
【ロケ地】
映画の舞台はタイの首都である「バンコク」。
本作では、東南アジア屈指の大都市であると共に、世界中から観光客が集まるこの都市の魅力をあますことなく伝えています。
湿気が強くうだるような暑さ。行き交うバイクや自動車が吐き出す排気ガス。
画面越しから感じられるこうした空気はまさにバンコクそのもの。
また、本作ではバンコクの「アイコン」もたくさん登場します。
例えばトゥクトゥク。
屋根はついているけれど、客席両側には窓も扉もない三輪車型のタクシー。
僕も乗ったことがありますが、走行中はタイ(バンコク)のお世辞にもよいとは言えない廃棄ガスまみれの空気をまともに吸い込むことになります。
また、バンコクといえば夜遊びの街としても有名。
その中でもにぎわっているのは「ソイカウボーイ」もロケ地として使用さています。
日本語で言えば「カウボーイ通り」とも翻訳できる小さな道路にあるお店の大半は「ゴーゴーバー」。
肌を露出した「おねーさん」がステージ上で踊りながらお酒を提供していて、ダンサーのスタッフが売春婦であるといわれています。(wikipedia)
主人公たちが訪れた「ゴーゴーバー」で、彼らはしっかりとバンコクの「洗礼」を受けます。
どのような「洗礼」なのか気になる方は、是非映画を鑑賞してください
もちろん、バンコクはいかがわしい場所ばかりではなく、おしゃれな場所も存在します。
そのひとつが、主人公たちも訪れた実在するオープンバー@Sirocco。
5つ星ホテル「Rebua hotel」にあるこのルーフトップバーがあるのは、なんと都庁よりも高い地上247メートル。
このバーからはバンコクの夜景が一望できるといわれています。
日本にもルーフトップバーはありますが、ここまで高いところにあるバーは存在しないはず。
バンコクには3回ほどいったことがありますが、ここは訪れたことがなかったので、是非ともチャンスがあれば行ってみたいところ。
【感想】
前作、「ハングオーバー!」は、イギリスBBCが選ぶコメディ映画100選(の98位にw)選ばれていました。
本作はシリーズ2作目で、前作同様、結婚式前に2日酔いで見知らぬ場所で目覚めてしまうお話。
もちろん、1作目を見ていたほうが楽しめますが、見ていなくても全く問題ありません。
ストーリーは1作目のほうが好きですが、「異国気分」を味わえるのは、本作でしょう。 1作目はアメリカ人である主人公たちが、ラスベガスで羽目を外してしまうお話なので、あまり「海外旅行感」はありませんが、本作はアメリカ人がタイで羽目を外してしまうお話なので。