あらすじ
ロサンゼルスで映画の予告制作を行うアマンダ。彼女は、恋人に浮気をされて、彼を家を追い出した。
イギリスの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人の婚約を知り、深く傷ついていた。
インターネット上で出会った2人は、お互いの家や車を2週間だけ交換することを約束し、それぞれの休暇を過ごすことにしたのだった。
2週間だけ交換することを約束し、それぞれの休暇を過ごすことにしたのだった。
バケーション
つらいことがあったとき、自分を誰も知らないところで過ごしたい、と思ったことはありませんか。
本作では、失恋をきっかけとして、2人の女性がそれぞれ見知らぬ土地で過ごすお話です。
期間は12月中旬からクリスマス過ぎまでの2週間。
こんな長い休みがとれると、僕も含めて日本人は、1都市1泊くらいで色んな都市を周遊する人が多い気がします。
大手旅行者のパッケージツアーも、こうしたツアーが多い気がしますし。
一方で、この映画みたいに1ヵ所に長い間滞在する休暇の過ごし方も憧れもしますね。
ホームエクスチェンジ
本作は、お互いの家を宿泊場所として貸し出す「ホームエクスチェンジ」を扱った作品でもあります。
日本では"民泊"の代表格として知られるようになったAirbndの"はしり"のようなものでしょうか。
映画の予告制作で大成功した、アマンダのロサンゼルスの家は超豪華。プール付きで、周りにはセレブが住んでいます。
一方の、新聞社に勤めるアイリスの家はイギリスの郊外にある小さいコテージ。
とても可愛らしいおうちです。
僕も海外旅行に行くことは多いですが、宿泊は街中にあるホテル。なにもないところで過ごすと、すぐに飽きてしまいそうなので。
実際、コテージで過ごしたアマンダは、退屈になって初日からすぐに帰ろうとしてましたし、その気持ちがちょっとわかる気がします。
感想
失恋がテーマの「旅映画」は、「マイ・ブルー・ベリーナイツ」があります。
そういえば「マイ・ブルー・ベリーナイツ」に出演していたジュード・ロウは、本作「ホリディ」にも出てきますね。
両方とも、失恋女子の次の彼氏役という同じ役どころという。圧倒的イケメン。
ただし、同じ人・同じ失恋からの旅を扱った映画ですが、映画の雰囲気は大きく異なります。
なお、マイブルーベリーナイツは映像に特徴のある好みが別れる映画でしたが、本作「ホリディ」はストーリもわかりやすく、誰もがほっこりできる映画だと思います。