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フランス

【間奏曲はパリで】そうだ、パリへ行こう。オトナのより道を描いたお話。どんな人でも羽根を伸ばしたいときがあります!

投稿日:2019年1月27日 更新日:

あらすじ

フランス・ノルマンディーに住む、ブリジット。畜産業を営む堅実な夫と平和で穏やかな日を過ごしていたが、一人息子も既に家から出てしまっていたこともあり、どこか満たされない。

そんな彼女は、夫に小さな嘘をつき、刺激を求めて2泊3日のパリ旅行に出かけるのであった。

パリ、ショートトリップ

20か国以上訪れたことがある著者ですが、街歩きをしていて最も楽しいと思えたのはパリ。
名実ともに、世界屈指の観光都市といえるでしょう。

こうした大都市の多くでは街の中心を流れる川の上を運行する、観光客向けのクルーズ船が運航していることが通例。
本作の主人公ブリジットも、観光客向けのセーヌ河岸から発着するクルーズ船に乗船。船から見えるノートルダム寺院などをうっとり眺めるのでした。

また、ブリジットがパリで出会ったダンディな紳士と、観覧車に乗るシーンがあります。
著者も一度パリに訪れたことがありますが、こんな観覧車ってあったっけ?と思ったら、調べてみると、撤去と設置が繰り返されていたのですね。知らなかった。
観覧車が設置されるのは、パリの「ど真ん中」にあるコンコルド広場。観覧車からは凱旋門などパリの見どころが一望できるようなので、動いているのであれば是非乗ってみたかった。

感想

主人公を演じるイザベル・ユペールが可愛らしく演じてはいますが、パリで「楽しむ」一連の行動に眉をひそめる人もいるかも。特に夫の心情を考えると。

ただ、誰しもが、羽根を伸ばしたくなるときがあると思いますし、羽根を伸ばせるのは帰れる「巣」があるから、ということに気づくことができて、個人的にはけっこう好きな映画。

お互いが思いやって、パートナーの行きたいと思える場所にきちんと連れていくことができるラストシーンも好印象です。

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