トルコのちょうど真ん中に位置する「カッパドキア」。
変わった形をした「奇岩」がつらなる街を上空から見る気球ツアーが有名なトルコ屈指の観光地です。
「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。
【カイセリ空港からホテルまで】
カッパドキアを訪れたのは、2019年のゴールデンウィーク。ミュンヘンからイスタンブールの空港を経由して、カイセリ・エルキレット空港へ。到着したのはちょうど21時くらい。
空港からホテルのある街まで自動車では90~120分くらい。タクシー利用だとそれなりにお金がかかりそう。
空港のバス停をぶらついていると、一見して旅行者とすぐに思われる人たちが乗り込んでいるバスを発見。運転手に聞くと、そのバスはそれぞれの旅行者が宿泊するホテルまで送ってくれる乗り合いバスとのこと。運賃がリーズナブルだったので、そのバスを利用して宿泊予定のホテルまで送ってもらうことに。
ホテルに到着したのは23時過ぎ。すぐに寝て、翌日のツアーに備える。
【カッパドキア・レッドツアー】
カッパドキアといえば気球!上空から朝日と共にみる奇岩はまさに絶景!
なのですが、気球ツアーが催行されるかはその日の天候を強く受けます。当日は風が強いという理由で、参加した日は残念ながら参加できず。2017年頃にカッパドキアで気球の事故が起きているから仕方ないか。
というわけで、朝の9時くらいから、現地発着の別のツアーに参加しました。
カッパドキアは見どころが点在しているため、車で移動しないといけないです。こういう場合は、ツアーに参加するのが効率的。一般的に日本語ツアーは高いので、同じコースを回る英語ツアーによく参加します。
ウチヒサール城
奥に見えるのがウチヒサール城。トルコはイスラム教のイメージが強いですが、大昔はローマ帝国に支配されていたこともありキリスト教徒が数多く住んでいました。
陶器の街として発展したアヴェノス。ツアーでは陶器の型作りから完成までの工程を見学することができます。ツアー参加者のうち、数名に陶器作りの体験をさせてくれます。
デブレントの谷
「想像の谷」として知られるこの場所はさまざまな形をした奇岩が並ぶ場所。↑は一番有名なラクダ岩・・・らしいけど、少し無理があるような。
パシャバー
岩に帽子をかぶせたような奇岩が並ぶのが特徴の場所。通称「妖精煙突」とも呼ばれるらしい。
ラブバレー
なにが「ラブ」なのかは想像にお任せします(笑)。
ギョレメ野外公園
奇岩を活用した教会や修道院、貯蔵庫等が立ち並ぶ場所。
洞窟の中にはビザンツ時代にフレスコ画があるのですが、残念ながら撮影禁止。
下のは、wikipediaから拾ってきたもの。
まとめ
とにかく岩の街です。上のようなスポット以外にも、街全体が変わった形をした岩がたくさんあります。街の中心部の「ギョレメ」には、岩の中にある洞窟を活用したホテルも数多くあり、普通はこうした「洞窟ホテル」に宿泊するようです(私は宿泊しませんでしたが)。
首都のイスタンブールから飛行機で約90分くらい。トルコを旅行する場合はおすすめです。