【あらすじ】
ソングライターを夢見ながらニューヨークに来たバイオレット。しかしながら、現実は厳しく、なかなか夢を掴めずにいた。
懐具合も厳しくなってきた彼女は、あるダイナーで金払いの良い女の子たちを発見する。
聞けば、彼女たちはコヨーテアグリーというバーで働いているとのこと。
お金に乏しかった彼女はそのバーで一日だけ仕事の体験をすることに。
そこで彼女は、バーカウンターで踊りくるう半裸の女の子たちを目撃するのだった。
【コヨーテ・アグリー・サルーン】
主人公が働くバーは、アメリカに本店があったバー「コヨーテ・アグリー・サルーン」
アメリカの金融街であるウォール街でインターンをしていた女性がバーテンダーとしてのキャリアを開始したのち、独立して作ったお店だそうです。
現在では、米国のほか、イングランド、ウェールズ、ドイツ、ウクライナ、ロシア、キルギス、ロシア、日本(東京・福岡)にあります。
世界各国の観光地や飲食店などのレーティングがわかるアプリ「TripAdviser」でも、高いレーティングがつけられているコヨーテ・アグリー。
かくいう私も、このバーの存在を知ったのはロシアに訪れたとき。
「TripAdviser」で、いいバーがないか調べたときでした。
宿泊場所から遠かったため、残念ながら行くことはできませんでしたが、なんとなく印象に残っていたため、帰国後、「コヨーテ・アグリー・サルーン」に行くのでした。
【コヨーテ・アグリー・サルーン 六本木店】
六本木交差点からほど近い、六本木プラザビル8Fおよび9Fにある、「コヨーテ・アグリー・サルー 六本木店」。
入口の店の看板には、ラグジュリーが飾られていて入口からセクシーな雰囲気が漂っています。
9Fは行ったことがないのでわかりませんが、8Fにあるのは、小さい丸いテーブル席、そしてバーカウンター、そしてソファー席(ソファー席は別途お金が必要になりそう)
お腹の見えそうな小さいTシャツ、デニムのショートパンツといった、セクシーな衣装を着た女の子たちが、スタッフとして働いています。
基本的には、男性客が多いですが、女性同士、男女グループのお客さんもちらほら。外国人のお客さんもいたり。
ちなみに、著者が訪れたときにたまたま隣に座っていたのはアメリカ人男性。「ここは、女の子が可愛い上に、やさしい!アメリカとは違う」とか言ってました。
平日の21時過ぎに来店したときは、映画のようにスタッフさんがバーカンで踊っているわけではなく。
隣にたまたま座っていたのアメリカ人との会話が苦しくなってきたので、そろそろ帰ろうかな、と思った矢先、時計の針が10時にまわったとき、スタッフのお姉さんたちがバーカンに登って、音楽にあわせてキレキレのダンスを踊り始めました!
最終的には、スタッフさんたちが女性のお客さんを煽って、彼女らをバーカウンターに上がらせて踊ったりとか。なかなか盛り上がってました。
チャージは無料。ただし、ビールは一杯1000円。かなり高く感じてしまうお値段ですが、お姉さんたちのキレキレダンスを観れると思うと、リーズナブルなお値段。
著者が訪れたときは、パフォーマンスの開始時間は22時。
いつもこの時間開始かは不明ですが、是非是非1回は訪れてほしいお店です。
!!2020年3月にコヨーテアグリー六本木店は閉店しました!!
【まとめ】
映画自体は、恋に夢に振り回されながらも、成長していく若い女の子の話。
テイストは映画「バーレスク」と同じですが、なにぶん踊り場がバーカウンターなので、ちょっと舞台が小さいのは否めず。
機会あれば、アメリカの「コヨーテ・アグリー・サルーン」にもいってみないな。