あらすじ
ヴィッキーとクリスティーナは、バカンスで訪れたバルセロナで、画家であるアントニオに誘惑される。婚約者もいる堅実なヴィッキーはそんな彼に反発するが、奔放なクリスティーナに引っ張られる形で、アントニオと一緒に観光をすることに。二人は次第にアントニオに惹かれていくのだが、そんなところにアントニオの元妻であるマリアが現れる。
舞台はバルセロナ
バルセロナといえば、ガウディの建築物が有名。グエル公園、カサ・ミラ(の屋上)にサクラダファミリアといった名所が随所に出てきます。
また、アントニオが2人を誘ったレストランの撮影場所はクワトロガッツ(Els 4 Gats)。
当時17歳のピカソが個展を開いたことでも有名な店で海外からの観光客で人気だそうです
著者も一度訪れようとしましたが、ちょっと値段が高いため(笑)、踵を返した店でもあります。
感想
二人の若い女性が、ひと夏のアバンチュールを楽しんで、結局、むなしくなる様を描いた映画。アントニオが色男の設定なのですが、日本の芸人であるワッキーにちょっと似ていて、若くて美人なヴィッキーとクリスティーナが、この男に引っかかる理由がいまいちわからない。ここで説得力を感じないと、見るのが苦痛な映画になるかも。