世界で最も古い都市でもあるアテネ。
世界史の教科書にも掲載されるような歴史的遺構のほかに、オリーブオイルを使ってあっさりしているギリシャ料理も魅力の街。
アテネのアクロポリス
アクロポリスとは、古代ギリシャの都市(ポリス)のシンボルとなった小高い丘のこと。
その中でも最も有名なのは「アテネのアクロポリス」。世界遺産にも登録されており、アテネ観光のハイライトです。
下は最盛期のアクロポリスの模型。神殿や音楽堂、劇場などさまざまな遺跡があります。
世界史の教科書に必ずでてくるパルテノン神殿は、常時復旧作業中。
ヘロディス・アティコス音楽堂。現在も、夏の間さまざまな演劇やコンサートなどが行われるらしい。
丘のうえにあることから、アテネの街を一望することができます。
アゴラ
「市場」と翻訳される「アゴラ」。ただし、今日でいう「市場」よりも意味が広く、政治、宗教、文化的施設が集中していた施設を意味しています。
アテネ内で最も有名なアゴラが「古代アゴラ」。現在もさまざまな遺跡が原型をとどめる形で残っているのですが、観光する時間がなくて、ほとんど写真を残すことができずに残念。
ギリシャの経済
2010年頃のギリシャ危機をきっかけとして、その後数年はGDP成長率が数年間マイナスとなったギリシャ。1人当たりGDP(名目ベース)は日本の約半分。
日本でバーを経営しているギリシャ人曰く「ギリシャ人はお金がない、とよくいってるけど、全然働かないからね~」とのこと。
あと、ストライキが多いようです。空港まで電車で行こうとしたら、まさかのストライキで電車が運行していない!
ギリシャと治安
経済の悪化⇒治安の悪化ということが連想されやすいためか、渡航時には周囲から治安面について心配されましたが、地球の歩き方だと「ヨーロッパの中では比較的マシ」ということでした。
実際私が歩いたのは、アクロポリスを中心とした観光地と観光名所であるプラカ地区。そんなに治安の悪さは感じませんでした。
ただし、落書きは多かったです。
ギリシャとごはん
野菜やタコやイカといった海の幸、そしてオリーブオイルを使った料理がメイン。
ギリシャ風の「グラタン」であるムサカ。地中海地域一体でよくみられる料理、らしいです。
下はグリークサラダ。基本的にはオリーブおし。
ギリシャを含めた国々の「地中海の食事」はユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
まとめ
歴史的な遺構がメインであるため、歴史好きであればとても楽しめる街だと思います。
また、食事は日本人の口にも比較的あうと思います。