あらすじ
麻薬の密輸で大金を得たワイアットとビリー。
大金をハリーダビットソンという大型バイクに隠し、カリフォルニアからルイジアナ州のニューオリンズの謝肉祭に参加するため旅に出るのだった。カトリック教の農夫の家でランチをごちそうになったり、ヒッピーのヒッチハイカーを拾うなど、自由気ままな旅を続ける彼ら。
しかしながら、そんな自由を体現する2人をよく思わない人たちもいるのだった。
ヒッピー文化
主人公二人は、ロサンゼルスからアメリカ南部のルイジアナまで、気ままなバイク旅行をする上で、さまざまな人たちに会いますが、その中でも印象的なのはヒッピーでしょうか。
ヒッピーとは、すごく簡単に言ってしまうと「社会のルールに反抗して、原始的なライフスタイル」を実践する人たちのこと。1960年代のベトナム戦争のころに、「反戦」などを掲げてこうした人たちが米国では出現したそうです。
「Back to Nature」を目指す彼らは、「共同体」を形成して、集団で自給自足の生活を送っているのでした。主人公二人は、そんな彼らからも若干邪見に扱われてしまうのですが。
感想
自由を体現する二人がゆく先々で拒絶されるのでストーリー自体は暗いですが、音楽が明るめなので、見ていてどんよりすることもない映画。